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ヒラメキをカタチにかえる~イマジン・ウレタンプロダクト

ポリミストコート工法

ひとに、環境にやさしい「ポリウレア・コーティングシステム」

防水や防食から建造物を保護するためのコーティング塗料にはさまざまなタイプのものがありますが、その多くは「工期に日数がかかる」「湿気に弱い」などという課題があるのも事実。ポリミストコートは、いままでのコーティング塗料が抱えるこれらの課題を解消し、最適な”品質・性能・価格”を実現していくための工法です。

ポリミストコートは、ポリウレア樹脂を用いたコーティング工法で、硬化時間が非常に短いので工期の大幅な短縮化を可能とします。又、無溶剤型(100%固形分)なので厳しい環境規制を満たすことができ、ひとに地球環境にも優しいコーティング工法といえます。

1F北 ウレタン施工中 .jpg

コンクリ吹付作業.jpgスプレー噴霧型施工例 「壁面部コーティング」
 床面吹付作業.jpgスプレー噴霧型施工例 「床面コーティング」
床塗り.jpgローラー・ハケ塗施工例 「床面コーティング」

ポリミストコートについて

ポリミストコートでは「ポリウレア樹脂」を用いています。ポリウレアとは、イソシアネート基とアミノ基との化学反応によって形成される材料です。その結合力は非常に強く、加水分解しないため、耐水・耐食・耐薬品性に優れた効果を発揮します。
ポリミストコートには、イソシアネート成分を主とするA液と、アミノ成分を主とするB液をそれぞれ高圧ポンプで吐出し、吹出口直前で混合させて対象物に吹付けコーティングを施す手法と、ローラーなどで手塗りする手法の2通りの方法があります。どちらの手法を用いても速硬性があり繋ぎ目のない保護皮膜を形成することが出来ます。

ポリミストコートの特徴

Ⅰ 超速硬化性があり、工期の大幅短縮化を実現

  • ポリウレア樹脂の硬化速度は非常に速く、およそ20秒ほどで触指可能な硬さまで硬化が進みますので、スピーディーな作業進行が可能となります。

Ⅱ 寒冷地、高湿度下でも施工が可能

  • 通常のコーティング剤は湿気があると施工不良の原因となる為、下地乾燥に時間をかける必要がありますが、当工法で使用するプライマーは非常に水に強く、多少湿気が残っていても施工が可能です。又、氷点下のような寒冷環境下においても低温硬化性に優れており、短時間での施工を可能とします。

Ⅲ 安全且つ効率的な施工環境を実現

  • ポリウレア樹脂は100%固形分の無溶剤タイプの材料で、揮発性有機物も含んでいませんので、無臭で健康や環境面にも安全なコーティング材料といえます。又、一工程で超厚被膜(2mm以上)も可能であり、従来工法と比べて高い作業効率を実現していくことができます。

Ⅳ 被膜の高伸長性による優れたクラック追随性

  • ポリウレア樹脂は高伸長性(300%超)、高弾性を有していますので、素地クラックによく追従します。万一の地震や衝撃等により下地にクラックが発生した場合にも被膜表面が割れることなく、しっかりと防水・防食機能を維持します。

Ⅴ 腐食物質の遮断性に優れた強靭な塗膜形成

  • 優れた耐薬品性(耐酸性・耐アルカリ性など)があり、耐摩耗性や耐衝撃性についても優れた能力を発揮し、厳しい環境下でも防水・防食・防錆に威力を発揮します。

施工例1

受水槽タンク内部の防水コーティング施工例を次ページにてご紹介します。 受水槽施工例ページはこちらからLinkIcon

施工例2

この施工例は、ある商業施設内に設置されていた空調室の床面(ドレンパン)をポリミストコートを用いて補修した例です。長年の漏水による影響で錆や腐食がかなり進行した状態にあり、床一面濡れている状況でした。まず、下地処理と排水パイプ清掃を丁寧に行った後、プライマー塗布、そしてウレタン吹付け作業を行いました。直接コーティングが難しい場所には専用ウレタンボード(当社オリジナル)を用いて対応しています。当工法で新たな表被層を作りあげることで、大がかりな修繕工事を行う必要もなくなり、施設運営に支障をきたすことなく、スピーディーな補修対応を実現しています。

さび床.jpg【施工前】 サビがひどく、腐食がかなり進行している床面

床塗装後.jpg【施工後】 コーティングで新たな表被層を形成


【主な施工可能箇所】
    食品工場/冷凍・冷蔵倉庫/汚水処理場/製造業工場/飛行機格納庫
    調理室/駐車場/歩道・バルコニー/コンクリート・ブロック/パイプライン など

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